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個別記事の管理2012-07-29 (Sun)
今日は市販されている紙の書籍の感想。

「吉原花魁日記 光明に芽ぐむ日」 森光子著(女優さんとは別人です)
   朝日文庫 640円

大正時代の吉原遊郭へ売られた作者の実話と思われる。
日記形式で遊郭の内部を告発するような内容。
主人公がだまされるような形で売られ、客をとらされ、二年後に脱走するまで。


以下、感想など。



大正時代ぐらいの遊郭の現状を知る資料としてはすばらしい作品。
艶やかなイメージとは程遠く、普通の遊女としての悲惨な生活をつづった日記を書籍にしたもののようだ。
その月の売上高、遊女たちの質素すぎる食事事情、不当ではないのかと思われるような課金制度など。
そのどれもが現実味が強く、納得しながら読んだ。

主人公はとにかく後ろ向き。あきらめが悪く、めそめそしてばかり。
遊女を主人公にした小説は、世の中にいくつも氾濫しており、私が過去に手にしたいくつかの作品は、悲惨な状況の中で前を向いてたくましく生きていく遊女、という感じの作品が多かったように思う。
でもこの作品はそうじゃない。
ひたすら苦悩がつづられている。
元は個人の日記だから、気持ちの掃出し口になっていたのではないか。
読んでいて決して気持ちのよいものではないけれど、その苦しみはリアルなもの。
作り話ではないのだと、何度も感じさせられた。

しかし、何度も出て来る伏せ字にはイライラさせられた。
伏せ字の意味は大体わかる、と書いているレヴューの人もいたけど、私にはさっぱりわからない箇所がほとんど。
なんでいちいち伏せ字にしてあるんだ?
原文が伏せ字らしいということはわかったけど、何度もやられると読者にとっては不快なだけ。
酷いと数行も。文の途中で切って、ダーっと数行網掛けで何も読めない。不快感がさらに増す。
たとえば、こんな感じ。□の部分が網掛けになっている。

引用 198ページより
【割合に軽いが何が入っているんだろうと思って見ると、□□□□□□】

はあ? 何を見たんだよ。これじゃあ予想なんて無理。まったくわからないじゃん。その前の文でエロい話をしていたわけじゃないし。 
過去の検閲にひっかかって伏字になっているのかもしれないけど、なら、伏せ字があるということを読者にいちいち示さなくてもいいような編集にできなかったのかな。
×月×日、とあって、その日の日記の始まり数行が伏せ字になっている箇所も。
これで内容を想像にまかせる、というのは酷だよ。
それならいっそのこと数行伏せ字ありなんて出さないでほしい。
お金を払って本を買って、伏せ字だらけのものを読まされると、せっかくの作品も色あせたものに見えてしまう。

満足度☆2 
伏せ字がなければ、もっとよかったと思うけど。
続編があるようだ。読むかどうか迷うところ。
時代の参考資料本としてはいいと思う。

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No title * by 悠希
伏字ねぇ。日記ということなら、判読不可能で、調査不能だったとか。
昔の碑文とか、読めなくなっていたりするし。
大正時代の紙なら染みや虫食いで読めないというのも。
でも、いかにも発禁部分が伏字というなら、理不尽なことかも。
風紀の厳しい時代に原版が一度検閲を受けて、墨で塗りつぶされたってことも考えられるね。

歴史史料としての価値があったのに、残念なことです。

Re: No title * by 菜宮 雪
悠希様

いらっしゃいませ。
とにかく伏せ字がむかつくんですよ。
判読不可能とか、虫食いということではないと思います。
たとえば、以下の場面なんか、絶対に意図的に隠している。
廓へ来たばかりの主人公が屋内を案内されている場面。

引用 15ページより
【妾は便所へ連れて来て何をするのかと思ったら、おばさんは、―――。それが何の為に洗うのかがわからなかった。今度は風呂場の後の方へ連れて行って、―――」と云った。】

こんな感じ。
ここの――(伏せ字網掛け)の部分は一行半ぐらいある。
女郎見習いに説明となれば、たぶん、女性の体の手入れの仕方などを教わったのだと推測できるけど、ぼかしすぎでなんだかなあ。
原作が伏せ字なので仕方がない、と言ってしまえばそれまでなんだけどね。
エンタメとして読もうとすると最悪。
資料本として、伏せ字の部分の内容を詳しく知りたかったところ。
私も、もったいない作品だと思いました。
コメントありがとうございました。

個別記事の管理2012-07-27 (Fri)
自サイト更新情報です。

先日完結した「葉桜の展望台で」の番外短編を出しました。

「私って…ツンデレ?」 三千字ちょいの読み切りです。
六話と七話の間の時間に位置する話で、亜来の社員旅行の一場面。
下書き段階ではこの話は本編の中に入っていましたが、この部分がなくても話が進められるので、番外として別にアップすることにしました。
悲劇に見舞われる前。
大きな山もないですが、嵐の前の平和なひとときがあった、ということでお楽しみいただけたら、と思います。
作品には書きませんでしたが、ここで買ったおみやげは渡せなかった……はずw
はい。

それにしても暑いですねえ。
なんだこの暑さは。
今日も36度越え。体温と気温が変わらないなあ。
ばてそう。
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個別記事の管理2012-07-26 (Thu)
前記事にて、ケータイ小説から書籍化された作品のことを書きました。

……で、その後、作者、ひなさんの他の作品のあらすじなどをみて、書籍化された「蝶は花に止まりけり」という作品は、同名の主人公たちを使った別世界の作品であることがわかりまして。

ヒロイン、ひな(作者さんもこの名前♪)
ヒーロー、ヒロキ

ここ数日、この二人の現代溺愛恋愛作品にどっぷりはまってやっと全部読めました。
「あの夏のつづき」Ⅰ~Ⅵ (連載中)
興味ある方は作者さんの作品目録からお入りください。
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBS100.asp?I=kumikumiqoo
※一部性描写あり。年齢制限は入っておりませんが、人によってはR15以上の描写だと感じる方もいるかもね。

以下、「あの夏のつづき」シリーズの感想など。




ちょっぴりSな彼氏ヒロキと天然娘ひなの恋愛話なんですけど、ん~~~! 甘々場面多数^^;;;
とにかく溺愛。ひたすら溺愛。
とろいことばかりしてくれるヒロインに、モデルをやっているほどかっこいいけど独占欲が強く、お金持ちすぎるヒーローとの取り合わせ。
よくありそうな設定とはいえ、パラパラとひやかし半分でめくっているうちに、なんか妙にツボってしまい、シリーズ全部で結構な量がありましたが、作者さんのページに中毒のように通い、ここ数日でシリーズを読破。
ああ、おもしろかった。
シリーズⅥは連載中なので、この二人のすったもんだはまだまだ続きそう。
物語は終盤が近そうな気配ですが……このまますんなりとハッピーエンディングを迎えるとは私は思わないんだけどなあ。
お金の感覚が違いすぎる二人だし……これからの親戚付き合いとかもありそうで……もうひと騒動ありそうな。

世の中にはケータイ小説をばかにする声があることは知っていますけど、この、つるつると読める気楽な感覚はケータイ小説ならではのよさ。
話の進め方や切りどころなど、書き手視線で読んでも勉強になる部分はあります。
こんな溺愛物はまず自分には書けません。どうしても恥ずかしさが先に立ってしまって。
このシリーズは一つの話でどれも400ページぐらいあって、パソコンから読むとクリックが大変でしたが、はまってしまうと止まらない。

もちろん、設定に突込みどころはありますよ。
保育士の資格を持っていない者が保育園の先生のバイトをできるのかどうかは、ちと疑問に思ったところ。
だけど、これは細かい設定を楽しむ種類の小説ではないので、そこはさらっと読み流してよしとしましょう。

甘々だけどいつもあやうい二人の行く末、更新が楽しみです。

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個別記事の管理2012-07-21 (Sat)
今日は市販の書籍の感想です。

「蝶は花に止まりけり」  ひなさん作 アスキーメディアワークス 本体790円
iらんど大賞歴史部門受賞作品を書籍化したものです。

吉原の遊女となったひな菊のところへ通いつめる医者の卵の男、ヒロキ。
二人はすぐに恋愛状態に陥るが、現実は厳しく――


以下、感想など。



中古で買ったんじゃなくて、新品書店で平積みされていた時に購入。
帯に惹かれたの。
「切なすぎる、究極の純愛」だってさ。どんなんだろうって思うよねえ。
帯のキャッチフレーズはおおげさに書いてあることが多いと決まっているけど、つい買ってしまったんだよ。

だけど、横書きなのが非常に惜しいと思う。
こういう内容の書籍なら、縦書きで読みたいな。
元がケータイ小説なんだから、それは仕方がないのかもしれないけど。

出だしは、甘め。
体言止めが多く、「~で。」とか、「~て。」(たとえば「気が付いて。」など)、文章の終わりを最後まで書かずに切ってある文が多く、読みにくく感じたけど、だんだん筆がのってきて、読みやすくなった。
私も「~て。」で終わる文はよく使うけど、こうして紙の書籍で通し読みすると、何度も使われると結構気になってしまうことに気が付いた。
たぶん、ネット上で細切れにして読むと、そういう文章の癖はあまり気にならないのだと思う。

物語は半分から少し過ぎたあたりで山場を迎え、けなげなヒロインにうるうる(涙)。
原作のケータイ版はまだ全部は読んでいないけれど、たぶん、その盛り上がりどころに心を持って行かれた読者が多くいるのではないかな。
時代考証としてはどうなのかは私にはわからないけど、ケータイ小説らしく、話の展開が早く、萌えどころはがっつり押さえられていた作品でした。時に甘く、時に切なく……

原作はこちら。まだ全部を確認していないけど、ちらっと見た限り、書籍に収納されていない部分があるようだ。
http://ip.tosp.co.jp/BK/TosBK100.asp?I=kumikumiqoo&BookId=20

どうやらこの作品は、同じ作者さんが書いた現代恋愛小説のスピンオフだったみたいだね。
同じ名前の登場人物たちが出ている小説があるじゃないか。
また暇を見つけて読みに行こっと♪

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Re: No title * by 菜宮 雪
伏せコメ様 7/22 19:29の方へ

いらっしゃいませ。
確かに伏せコメさまが注目していた某掲示板に選考結果が細かく出ていましたね。
……で、今回沈んだあれを電撃に……ですと?
う~ん、それはあまりお勧めできないですが、伏せコメさまがどうしてもそこへ出したい、と仰せなら止める権利は私にはありません。
電撃は、やはり男性向けのレーベルです。
若い男性に読んでもらう作品にするためには、腐を入れないことが必須かと思うんですがどうでしょう。
以前送った感想に書きましたが、あのままですと腐臭が……
それならいっそのことがっつりBLに改装して、Bプリンスさんにした方がいいのでは?
すみません、無責任に勝手なことを申しております。
私ならそうする、という意味です。
どう改稿し、どこへ出すかは私の命令どおりにする必要などありません。ご自由にどうぞ。
とにかくレーベルの合うところへ出すことをお勧めしたい。
おせっかいでごめんなさい。
画面の向こうで入賞に喜ぶあなたを想像したい、それだけです。
しつこいようですが、公募先をよく吟味なされ。
http://bungakusyo.koubodatabase.com/

iらんどさんにも歴史ジャンルがあったことは私は最近まで知らなかったんですよ。
歴史時代ものでも、やっぱり書き方はケータイ小説かな。
でもするする読めることはケータイ小説の最大の魅力。

コメントありがとうございました。

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Re: No title * by 菜宮 雪
伏せコメ様

何度もすみません。
募集はたしか一緒でしたね?
その中で審査員がわけているのかな。
根性があれば私も挑戦したいけど、勝てそうにないわ~
また作品を見つけたら読んでみたいと思います。
すぐには無理ですが^^;

個別記事の管理2012-07-18 (Wed)
日本人って、富士山を見ると大騒ぎして喜ぶ人が多いと誰かがどこかに書いていたのを見たことがある。
きっと私も意味不明に喜ぶ人間の一人だ。

きのう、ものすごく暑い中、遠出して山に登ってきた。
行く先は山梨。

追記:暑いからテンプレ変えてみた♪

以下写真あり。



ちょっと前の天気予報を見ていたら、きのうの火曜日しか晴天の予報がでていなかったんだよね。
その時は、その先も梅雨が続く予定で。
一日しか晴天がないのなら……夫はいい感じに休みだし、ってことで出かけたんだけど、何よ、梅雨明けたっぽい。
くっそ暑かったのだ。河口湖のあたりって涼しそうな感じがしたのに、あんなに暑いとは想定外。

残念なことに富士山はどうしても先っちょまで見えなかったんだけど、写真は撮れたよ。
天上山山頂より。
fuji.jpg
富士山ってやっぱりでっかくてすごいや。上の方に雲がぐるぐる巻いているんだ。
それだけ上はすごい風なんだろう。登るもんじゃなくて、観る山だね。
噴火せずにずっとあの姿でいてほしい。

カチカチ山というところの展望台からも富士を観た。
あまり涼しくなかったけど、気分転換には最高だった。
カチカチ山ロープウェイからの下山道にアジサイ園がある。
途中、花が全然咲いてなくて、これはだまされた、と思ってしまった。
急な丸太道の脇に、花が咲いていないアジサイが植えられているだけなのだ。
これでは、ロープウェイから来て、ちゃんとした靴を履いていない観光の人は花がなくて、しかも山道で困るだろうに、と思ったら、アジサイ咲いてたよ!
ajisai1.jpg
小道は狭く、しなだれかかるアジサイの花に当たりながら進む。
ajisai2.jpg
うん、たしかにアジサイ園。
これからカチカチ山へ行こうと思っている方、下山にロープウェイを利用せずにアジサイをみにいくつもりなら、歩きやすい靴でどうぞ。
護国神社のところから坂を上がって見に行った方が簡単かもしれない。

しかし、暑かった。。。。。
汗だく。体はすっきりしたけど、かなりくたびれた日帰り山歩きでした。

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No title * by かみたか さち
山梨は盆地だから暑い、と聞いたことがあります。
また、標高が高いと紫外線が痛い…。

富士山、なかなか稜線から頂上まで見えることがないんですよね~。
各地に富士見台、富士見町という地名があるくらい、日本人にとって富士山は身近で親しまれている山なんですね。
ほんと、今の姿が綺麗だから、噴火して形変わらないでーと思います。

登山デート、お疲れ様でした!

Re: No title * by 菜宮 雪
かみたかさま

お忙しいところ、お越しいただきありがとうございます。
山梨って思ったよりも暑かったですが、今私が住んでいる場所よりははるかに涼しかったですよ。
3度ぐらいは違っていたと思ったんですが、やはり30度前後の中での登山となると、暑くてたまらず。

……きょうはえらく涼しいですねえ。35度超えしたきのうの暑さがうそみたい。

そちらのブログを拝見しました。返信ありがとうございました。
いよいよ移動ですか。
かみたか様のお引越し先がどこなのかは存じませんが、涼しいところだといいですね。
移動の時、もしも、新東名を通るなら、何か所かあるパーキングエリアにぜひ立ち寄ってみてください。
すっごくきれいで、お店も充実していて妙に楽しかったので^^
浜松のパーキングエリアなんか、ピアノが置いてあったわ。さすが楽器の町。
移動先の方向が違うかな?

落ち着いたら、またここへ遊びに来てくださいね。
では、また。

管理人のみ閲覧できます * by -

Re: No title * by 菜宮 雪
伏せコメ様 7/20 20:56の方へ

富士山、やっぱりちょっとでも見えるとうれしいですよね。
ただの火山なのに、なんで見えるだけで騒ぐんだろうって自分でも思いますが(笑)。

あちらに出しておられたのね? 全然知りませんでしたよ。
サイトの方は落ちちゃってますね。教えていただいたところの感想は見ました。
そうだねえ……期待を込められた感想だと思いましたが、やっぱり冒頭かあ。
伏せコメ様の作品をいくつか拝見した折、確かに、私は似たようなことを言った記憶が。
五章~七章ぐらいまで削ってもいいかも、ということを指摘したことを思い出しました。
じゃあ、今度何かを書く時は、とりあえずラストまで書き終えたら、最初から数章を削って書き直せないか、最初の数章はほんとに必要な場面なのか、じっくり検討されてはいかがか?
それで字数が削れて流れがよくなったなら、PVもうんと違ってくると思うよ。
伏せコメ殿は、才能も知識も、私よりはずっとずっとたくさん持っておられるのだから、そんなにご自身を卑下なさらないで。
私はいつもひどいことばかり言うけど、御作の中で、私がうやらましいと思っている部分っていっぱいある。

……で、結局はBL公募へ?
NLで萌えないなら、そういう路線もありかもね(笑)
レジーナ狙う? それもいいなあ。
コメントありがとうございました!

個別記事の管理2012-07-16 (Mon)
今日は久しぶりに韓国ドラマDVDの感想です。

「鉄の王 キム・スロ」 全16巻完結 主演:チソン

高句麗がまだあったころの時代、古代朝鮮半島でカヤという国を建国したキム・スロ(金首露)の物語。

以下、簡単な感想など。



カヤ、どこよそれ、って話はとりあえずおいておく。
作中にあまり地図は出てこず、位置関係は把握しにくかった。
周辺諸国、カヤから遠そうな感じはしたけれど、馬で簡単に行き来していて、結構近いのかなあという印象。

物語は、善人と悪人がはっきりしていてわかりやすく、韓国ドラマにありがちな三角関係的な恋愛もあり。
国同士の戦争シーンはおまけ程度にしか入っていないんだけど、何度も入る小さな乱闘などのアクションシーンはみどころのひとつ。無理やり転がっている人もいるけど、そこは気にしてはいけない。
とにかく、主演のチソンさんがものすごく身が軽いんだ。
もちろん、代役を使っている場面もたくさんあるのかもしれないけれど、本人と思える人が普通に走っているだけで、運動神経抜群だろうと思える身のこなしだった。
韓国ドラマのアクションシーンは結構蹴り技が入るから、スピード感がたっぷりに見えるのかもしれないけど、撮影はさぞかし大変だったのだろうと思う。
チソンさん、後半に入るとどんどん痩せていっちゃったよ。
(病気になる役ではありません!)

簡単なあらすじ。
鉄器工場の鍛冶長の息子として育てられたスロは実は海で拾われた子だった。
漢に追われて逃げた船の中でスロは生まれ、その船が嵐で難破。海岸へ流れ着いたスロの生母チョンギョンは、クヤ国の祭司長と再婚し、生まれたイジンアシを王にする希望を持つ。チョンギョンは、スロが行方不明だった自分の息子だとは長年知らず、何かとスロを毛嫌いして当たるのだった。
……って感じのお話。

これはいつ真実が明かされるかが楽しみな作品だった。
ばれるとまずい事実が満載。
スロと生母の関係。しかも、スロの養母はスロが自分が産んだ子だと信じている。
スロの剣の師匠になってくれた記憶喪失の男は、実はスロの父親を殺した漢の人間。
スロが思いを寄せた女性アヒョはサロ国の王女でスパイ。
など。

前半は特に心を動かされるシーンは少なかったように思ったけど、後半数本がおもしろかったね。
ラストはちょっと引き延ばし感。もう少しさっさと終われそうな気もした。
……スロが158歳で死んだとか、解説は余分だと思ったw

スロの弟、イジンアシが抱く黒い感情とか、ものすごくずる賢い男ソク・タレの要領のいい立ち回りも楽しめた。満足度は☆3.5~4ぐらい。

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個別記事の管理2012-07-15 (Sun)
開催中のペンギンフェスタ2012、終幕が近づいていますが、後夜祭もあるそうなので、まだまだ楽しめそうです。

本日は三回目の紹介記事。
いつも通り、順不同で印象に残っていて、なおかつ私の好みだった作品を。
現時点で完結している作品限定。



魔王の死」 ページのP様
題名からすると異世界ファンタジー風だけど、中身は現代が主。
主人公は決して死なない魔王……だったはずの女性。
話がどこへ行ってしまうのか全く見えないままラストまで連れて行かれる。いろいろな解釈ができるおもしろい作品です。

夏の匂い」 招夏様
このお話もどこへ話が行くのかまったく読めず、読者は想像をあちこち振られながら読んでいくことに。
そういう意味では上の「魔王の死」とタイプ的には似ています。
シリアスなエロかと思いきや……ネタバレしないように、これ以上は言及しませんが、くすっと笑えた作品でした。

眠れる姫と星の神」 モギイ様
全6話。しっかりSF。長い冷凍睡眠から覚めた女性。彼女は悪夢にさいなまされている。
現実か夢か。そんな不思議な感覚にひたりつつ、真実がはらりはらりと明かされていく。
すばらしい構成! 長めではありますが、片時も目を離す余裕を与えてくれなかった良作です。読んで損なし。

ペンギンフェスタに出されている作品は小説だけではないんです。
私は絵師ではないので、絵のことはまったくわからないんですが、すてきな作品もあるのでそちらもリンクを張っておきますね。
再生」 K様(吉田様)
私は青い写真のような背景に浮かぶ半月の作品が好き。

K様はファンアートとして、先日、私の作品の絵も描いてくださいましたが、その後、さらに他の方の作品の絵もアップ。
K様のギャラリーをぜひご覧になってくださいませ。
http://xxxbulemoonxxx.blog135.fc2.com/blog-entry-41.html

ペンギンフェスタ内の作品についてのファンアートは他にも寄せられています。
これも素敵。tomoyaさんちの。
http://www.geocities.jp/cntblc/work_120702_b.html


ペンギンフェスタ関係のご紹介は、ひとまずこれで終了とさせていただきます。
紹介できなかった作者様、ごめんなさいね。
連載中以外の作品は、どれもすべて目を通しましたが、当方の技量では紹介しにくい作品もございました。
自分としては、こんな素晴らしい企画に参加させていただけて、本当にありがたかったです。
終幕まであとわずか。最後まで楽しみたいです。

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個別記事の管理2012-07-12 (Thu)
先日の記事の続きです。

ペンギンフェスタ2012より、現時点で完結していて、なおかつ、私の印象に残った作品を勝手にご紹介。

いつものごとく、紹介の順番は適当です。
記事をたたんでおきます。よろしければ続きへお進みくださいませ。



廃屋の記憶」 まあぷる様
ホラー色の強い短編。バーの女性マスターが客の男遠藤に、怖い話をしてほしいとせがむ。遠藤は子供の頃の不思議体験を話して……ってお話。非常に書きなれておられる印象。特に、ホラーの書き方、うまい! 遠藤が語る、霧のように謎に包まれた体験談に、読んでいるこちらもドキドキ。怖い、でもラストはほんわかでよかった。

水底の島」 和泉あかね様 ※ごく一部に軽い性描写あり
のどかな島で暮らす男女の物語。彼らはありのままに現実を受け止め、せいいっぱい人間らしく生きている、そう思えた作品でした。淡々とした筆で語られる二人の生活は、日本人の感覚としては受け入れにくい部分もありますが、それがかえって話を引き立てて、島で暮らしている彼らの事情をがっつりと伝えてくれます。印象強し。忘れられません。

果断剣 海鳴り」 藤茶葉小平様
時代劇風味。渋い仇討の話。とっても渋いんだけど……主人公が海で拾って、そのまま一緒にいるあれが、なんとも言えずかわゆい。時代劇にふさわしいしっかりした地の文。緊迫した戦闘シーンは秀逸です。そして、ふふっ、と笑いたくなるエンディング。この方らしい、茶目っ気たっぷりの作品でした。

ペンギン High Yeah!」 茶林小一様
この作品の作者様は、上記の「海鳴り」の作者様とおそらくは同一人物かと(あくまでも推測の域)。どういう理由で、名前を憶えてもらうのに絶好の機会である企画において複数のネームで投稿されているのかはわかりませぬ。もしかして、茶林様の中にもう一人の別人格が!……とか、あるいは、本当に別人が同じHPを共有しているのかは不明(笑)。お二人の文体は酷似。双子? 超親密な親友同士とか?
あ、なんか怪しい絡みを妄想しちゃった(失礼!)。
で、作品の内容。鰭のない代わりに手があるペンギンが生まれ、世界は変わっていく。手を使い道具を作ったシュレーター。その手は様々な武器を作り出し、やがて――。おろかな人間を皮肉っているような。軽いけど重くもある作品でございました。

今日はここまで。

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個別記事の管理2012-07-10 (Tue)
私も参加させていただいているペンギンフェスタ2012好評開催中。
開催期間は残り一週間を切っておりますが、後夜祭もあるそうで、作品もまだまだ募集中です。
創作家さんはぜひ、ご一緒しませう。

現時点で出品されている作品は全部目を通しました。
さすがペンギンフェスタ。ペンギンネタの多いこと(笑)
そういう自分もペンギンネタが微妙に入っておりますw

大盛況の感想掲示板をみるのも楽しい。
どこかの企画と違い、先に感想を読んでしまうと作品を開く気がなくなってしまうような激辛口批評は今のところ見当たりません。
辛口禁止、とはどこにも出ていないんですけど、みなさん、感想の書き方がすごくお上手なんです。
目についた粗ばかりを上げることなく、いい点をほめる。作品を読んで思いをはせたことなどを伝える。
簡単なようで、すごく難しいことを、参加者さんたちはさらっとやってのけています。
レベルの高さを感じました。
勉強になりますので、掲示板の方は日参して拝見。
私もいくつか感想を入れさせていただきました。
私の時間がない時、あるいは外出先でスマホを使って読んだ作品には感想を付けておりません、ごめんなさい。
あちらに感想を入れていないからと言って、決して作品がおもしろくなかったからではないんです。すみません。

以下、好みだった作品数点を勝手にご紹介。



企画に出ている作品ということで、各サイトさんのリンク規約は確認せず、勝手にリンクしております。
各、作者さまへ。
ここから小説へ直接リンクすること、あるいはここの書かれている内容などで不都合なことがございましたら、連絡いただければすぐにリンクをはずす、あるいは記事を改変するなどの措置をとります。

紹介の順番には全く意味がありません。印象に残っていて今、題名が目についた順ですが、まずはやっぱり企画主催者さまの作品を一番に。

プラットホーム」 BUTAPENN様 
認知症のお年寄りたちが暮らすグループホームが舞台。そこで働く若い男性の視点で描かれた心温まる物語。
夢の中に住んでいるような認知症の方の現実を知ってもらうにはいいお話だと思います。実際に身内にそういう人を抱えていると、この作品全面に打ち出されている愛と理想に泣けそうになります。現実はこんなにきれいではない、でもこうありたい、そう思える作品。ちょっぴり恋愛要素も。全10話の力作。

福井へ」 宣芳まゆり様
エッセイと小説が混じっているような感じの作品。父方の故郷が福井にあるという作者さん。生の声に納得できる内容です。福井にあるたくさんの原発。原発のおかげで町は潤う。原発からの資金に頼らざるを得ない田舎の人々の現実を示した勇気ある作品。

ひも付きロボット」 みずきあかね様
機械好きな博士が作った人間そっくりのロボット。ただし、コンセントのひも付き。
コンセントを使わなくてもいいような電池を入れましたが……ってお話。童話のような語り口で、やさしく、しかも簡潔に要点をきっちり抑えた良作です。余分な設定を持ち込まない短い作品の中に、きちんと再生のテーマが込められており、作者さんのセンスが光る短編の見本のような作品でした。

贖罪大冒険」 鈴木真心様
一応、コメディで、ファンタジージャンル……でいいのかな?
主人公の男性は最初から死んでおり、そこへ突如現れた変な女がミリタリー系の武器を主人公に渡す……って話。予想もつかない展開と、ラストの大文字に大爆笑。たぶん、書いておられた作者さんご本人も楽しく執筆なさったのではないかと想像できる内容でした。

今日はここまで。続きは後日。




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個別記事の管理2012-07-05 (Thu)
今日はレンタルDVDの感想です。

「化粧師」 2001年の日本の映画 113分
主演:椎名桔平

大正時代のカリスマ化粧師、小三馬(椎名)の物語。
小三馬にあこがれ、化粧師になりたい女性、純江。ところが、小三場はつれない。しかも、文盲で女優になる夢を抱える女性、時子に思いを寄せているようで。

以下、簡単な感想など。



化粧することで女性の気持ちも表情も明るくなる。
ほんとうにそれが伝わった作品だと思う。
きれいに化粧してもらい、運命を開きたい。そんな女性たちの願いにはとても共感できた。
特に、純江の化粧シーンは妙にドキドキ。
撮り方がなんともいえず色気を感じさせて……

物語としては中途半端な気もしないでもない。
二人の女性のどっちがメインだったんだろう、と思えてちょっと残念な部分もある。
どちらの女優さんも素敵だったけど、後ででてきた時子役の池脇千鶴さんのキャラが誠実な感じで光っていて、前半活躍した純江役の菅野さんの部分、もっと削ってもいいのに、と思ってしまった。

主人公の小三馬が寡黙すぎ。それにはわけがあったんだけど、大事な化粧道具を壊されても文句ひとつ言わない彼にイライラ。職人ならそういうことにはこだわってほしかったな。
結局、寡黙キャラすぎて、主人公の気持ちが私にはよくわからなかった。
そこは空気を読んで、彼の気持ちを考える映画なのかもしれない。

素敵な場面もあるからこの映画を好きな人は多いと思う。
私の満足度は☆3

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* by ふぢた
これ某チャンネルで見ました~。
池脇千鶴がかわいいですよね!
ひとつひとつのエピソードはいいんですけど
なんだか詰め詰めで、もったいなかったなあと思いました。
主人公は、寡黙なのもあるけどあくまで女性たちの引き立て役だから
印象が薄くて、ちょっと焦点がしぼりにくいのかも。
椎名さんはよく似合ってたけど。
原作の漫画が気になります。

Re: タイトルなし * by 菜宮 雪
ふぢたさま

ご存じでしたか。
池脇さん、かわいかったですよねえ。だから菅野美穂さんが演じていたテンションの高い明るいキャラがかすんでしまって。

> なんだか詰め詰めで、もったいなかったなあと思いました。

うん。私もそう思った。結局全体を通して化粧される女性の気持ちを表したかったのかなって勝手に解釈したけど。主人公の印象が薄い、それも同意。
はっきり主張しないキャラだからよけいに薄いよね。
主人公の体の秘密が最大のオチだから、ああいうふうにするしかなかったのかな。
原作のコミックは私も知りません。機会があれば手に取ってみたいですね。内容が映画と同じだとするならたぶん買いませんが。
コメントありがとうございました^^

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