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個別記事の管理2014-06-25 (Wed)
認知症で行方不明になっている人のニュースを見て、ふと思い出したことがある。
どうしても気になるので、ここへ書きつけておく。

2013年の3月半ばのことだった。
私は家族と共にJRに乗り、彦根へ向かっていた。(その時の彦根記事はここ
その時に同じ電車に乗り合わせた年配の女性が、少々認知症っぽかったのである。

行方不明になった老人が他県で保護。最近のそういうニュースを見て、彼女もその一人だったかもしれないと思い始めた。
彼女がどこから一緒だったのかはわからないが、大垣での乗り換えの際、ホームで私に声をかけてきた。
「京都まで行きますか」と。
私は「自分たちは京都へは行かないから、そこにいる駅員に聞いたほうがいい」と返答。
彼女は私の言った通りホームの駅員に訪ねていた。
そこまでは普通の人だと思ったが。

乗り換える電車が滑りこんでくる。
彼女は私の数人後ろに並んでいたが、そばにいる男の人にもう一度同じことを聞いた。
「京都行きますか」
男の人は親切に答えてあげている。
「行くけれど、この電車は米原で乗り換えですよ」
「あなたはどこまで行くの?」
「僕も京都方面だけど」
「ああ、よかった。あなたについていけば間違いないのね」

それで会話は終わったわけではなかった。
電車に乗り込んで座る。
四人掛けのボックスシートで、彼女は同席した人に、また同じことを聞いている。私たちは少し離れてみていた。
「京都へ行くんですけど、この電車でいいんですよね? どちらまでいかれるの?ああよかった。ずっと後ろを付いていきます。まちがいないですよね」
このあたりの会話はよく聞こえなかったが、まじめに相手をしていた男性も、彼女が少々おかしいと思ったらしい。
うれしそうな彼女に冷たい返事。
「……付いてこられるなら」
あーあ、あの男の人、うんざりしてぶっちぎる気だ。
無理もない。はっきり言ってしつこくて、何度も同じことばかり。うっとうしい。しかも声が大きいし。
彼女は何度も「ここで乗り換えですか?」と聞く。
「あなたに付いていけばいいんですよね?」
そのセリフは何度も出ていた。
彼女が米原で電車を降りたことは知っているけど、その後は無事に京都へつけたのかは知らない。

やっぱりあの人、認知症だったかも。
今さらだけど気になるなあ。
その時は、こんなにも不安がっているお年寄りを一人で電車に乗せて長旅させるなんて、ひどい家族だなあと思ったぐらい。
京都まで行けば迎えに来てくれる人がいる、という話になっていたのだが、今考えるとそれも怪しい。
彼女は、旅行計画のようなものがプリントされた紙を二度ほど出していた。
ちらっと見えただけだが、それが京都の旅行計画らしく、観光旅行をするときに、旅行会社がくれるあれに似ていた。
たとえば 京都→庭園自由散策→○○にてランチ みたいなの。

それは身内の人が作った乗り換えの案内が書かれた紙だったのならいいが。
しかし、彼女は乗り換えを理解できていないようだった。
無事にたどりつけただろうか。
「なんでも駅員さんにきけばいいから」と男の人も言っていたけどね……。

……いや、その前に、京都で彼女を待つ人は本当に存在したのか。
今になってそんな疑問がわき起こり、彼女の身が心配になった。

この女性の情報。若干うろ覚え。
大垣付近に在住? 2013年3月半ば、ひとりでJRに乗っていた。
年齢は少なくとも60歳以上。
確か、髪は染めていなかった。
真っ白ではなく、半分程度は白髪。あまり手入れされていない感じで、伸ばしてはおらず、普通のおばさん程度の肩にかかるかどうかぐらいの長さ。
目が悪そうな感じ。メガネをかけていたかどうかは記憶にない。
荷物は少なく、一つだけだったと思う。
残念ながら服装の記憶はなし。

彼女は普通の人で無事に京都へ行けたと信じたいが、認知症の人って正気に見える時もあるから心配になった。
私はあの時、どう対応すればよかったのか。
警察に言う? 駅員さんに言う? でもちょっと心配性なだけの普通の人だったかもしれないし。
年配の人はどんな人でもせっかちだ。
ここで降りる?と何度も確かめたからと言って、それが認知症だと断定はできない。

今も、あの時、どうすべきだったのかわからない。
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