FC2ブログ
12345678910111213141516171819202122232425262728293031
個別記事の管理-------- (--)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
* Category : スポンサー広告
Comment : (-) * Trackback : (-) |
個別記事の管理2014-07-09 (Wed)
今日は市販の書籍の感想。

「うつしゆめ」  那識あきらさん作(GBさんです)  徳間文庫  税抜580円

以前はネット上に掲載されていた作品の書籍化。
現代日本が舞台。道に迷った男。偶然たどりついた洋館にいた若く美しい女との、ミステリー風味の物語。

作者さんとは複数の小説企画でご一緒したことがあるけれど、この作品は読んだことがなかった。
紙の書籍に向いているしっかりした文体だ。

以下、簡単な感想など。


書店に並んでいるのを見て、失礼ながら最初は官能小説かと思ってしまった。
帯のあおり文句がすごい。
【綺麗だからこそ君を穢したい】とか【彼女の首筋に顔をうずめ、何度も】
とか、書かれていたら、どう見ても官能小説。
しかも、表紙は肌がでている美しい男女の絵。ラノベの男性向けレーベルのように胸やお尻がボンと出ているわけではなく、オトナの落ち着いた恋愛を思わせる。
帯はちょっとあれだけども、この表紙は好きだ。

で、中身は……確かに、帯に出ている場面やセリフはあったけど、いわゆる官能小説とはちょっと違うと思った。
男女がふれあうシーンは数ページほどあったが、それがメインというわけでもない。
猫の名前を名乗る謎めいた女と、その背景にある洋館の描写が見事で、幻想的、なおかつ神秘的な雰囲気を強く醸し出している。
ヒーローは少々自信過剰ぎみのなんでもトップクラスの万能なモテ男だが、自分の思い通りにならない神秘的なヒロインに強く惹かれていく。
若干ホラーっぽくもあるが、ミステリー色が強めの恋愛小説、と言った方がいいと思う。

断片的に描かれる情報が、だんだんつながって、やがて霧が晴れるようにすべてが明らかになった。
ネタバレしてはおもしろくないので、詳しく書けないけれど、謎についてはきちんと説明がなされており、謎の丸投げはなくて安心して読める作品だった。余計なイラストが入っていないのもいいね。

ところで、徳間文庫さんってどういう傾向? そんなのないのかな。
購入した某書店ではかざり棚に出てた。


もう少し近くで。
utusiyume2.jpg

……「うつしゆめ」の右隣に置かれている作品の題名がw
「蹴って、踏みにじって、虐げて」だと。
これも同じ文庫の新刊で、官能っぽいんだけどな……なんかおもしろそうだったからさ……帯にね、【どうして僕を蹴ってくれないの】って書いてあるんだよ。BLじゃないみたいだけどね。
……で……つい、一緒に買っちまった……へへ。

この変わった題名の作品と同時に販売されているから、「うつしゆめ」さんもよけいに官能小説っぽいと思えてしまうのかも。
普通に一部大人描写あり程度でした。
満足度は☆4
* Category : 書籍
* Comment : (0) * Trackback : (0) * |
コメント







管理者にだけ表示を許可する

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。