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個別記事の管理2014-11-17 (Mon)
今日はWEB小説から紙の書籍になったお話の感想を。
長い長ーいお話、書籍に入っていない番外も多数あり、書籍、WEB両方で今読めるものは、やっと全部読み終えた。

「灰と王国」  風羽洸海さん作  KADOKAWAエンターブレイン 
ファンタジー 全4巻完結。 各1200~1600円

WEB版  作者さんサイト http://www1.kcn.ne.jp/~hiromi-k/diatius/index.html
小説家になろう版  http://ncode.syosetu.com/n2383bc/

竜や精霊がいる世界。
粉屋の少年フィンは闇の眷属(けんぞく)の襲撃から逃れるため家族と共に町へ行くが、そこも酷い状態。
フィンは大けがを負い、その時に竜と絆を結ぶ。それにより、彼の運命は大きく変わる。
崩壊する帝国の中で、フィンの一家が平和を求めてさすらい、やがて町を再建するまでのお話。

以下、簡単な感想。


私は、WEB版は読まずに紙の書籍を購入した。
このお話のことも、作者さんのことも全く知らなかったが、ツイッターで流れて来る情報からこの作品は買っても絶対にはずれではないだろうと思ったのだ。数巻あってもたぶん読み通すことができるだろうと。

結構な量があり、読了時間はそれなりにかかった。
特に四巻目は分厚い。挿絵を入れるページもなかったのだろう。

長くこの本と共にあったせいか、読み終え、不思議な余韻が残る。
国が滅びて再建される歴史の部分を切り取ってみたような。
無駄な時を過ごしたとは思わなかった。

異世界が舞台でも、今はやりの異世界転生ものでないことがよかった。
さえない屑男が異世界へ転生して最強勇者になるわけでもなく、異世界の王に愛される現代女子高生が登場するわけでもなくて。読者にこびていない。
こういう話をもっと書籍化してほしいんだよなあ。
表紙も好きだ。原色に彩られたアニメ系萌えキャラではないからいいんだよ。
特に、四巻目の表紙、めっちゃ好きだー!

このお話の根底はやはり家族愛だと思う。
結婚しても兄についていきたがるネリスにはちょっとブラコンすぎでひいたけれど、いつまでもどこまでも家族、という姿勢は全編を通して貫かれていた。
きっと、作者さんは家族愛にあふれたお方に違いない。

私が好きなシーンは、結婚直後におかしくなったフィンの場面。
彼が普通の人間ではなくなってしまったという事実は残酷だけど、だからこそ、このお話はいい。

読み捨てられるとしたなら、二巻目に入った直後ぐらいかなあ。
そのあたりは場面が細かくぶつ切りになっていて、新しい登場人物が次々出て来る。
そこを乗り越えれば、あとはスルスル。

書籍を読み終えて、もっと先まで知りたくなり、番外をあさりに行った。
このお話の80年後の世界の書籍版も出ているみたいだから、書店へ行く機会があったら探してみる。
その話は完全にWEBから下げられており、内容は不明だけど、どうやらフィンの子供が出ているようだ。
ぜひ読みたい♪

満足度☆4つ
☆をひとつ減らしたのは、似た名前が多くてちょっと読みにくいと思ったこともあったから。
人名では、特にフィ、とかファ、とか入っているのが多い。
町名もコムリス、コストムとか似ていて、地図を何度も見た。
文句はそれだけ。
精霊をもっと活躍させてもいいとは思ったけど、そこまで入れていると分量的にちょっときついか。

このお話としては完結だけど、彼らの物語はまだまだ続いている。
いいお話に出会えたと満足のため息。

ツイッターでこの作品を紹介してくださった方、感謝してます。
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